精神保健福祉士が独立するなら障がい者グループホーム運営|起業したい精神保健福祉士へのコーチング
「地域に出てみないか」
そう言われたのは、私が精神保健福祉士として精神科病院に7年ほど勤めていた時でした。
当時、精神科病院の問題を痛感し、「なんとかしたい」と思いながらも、何も現状を変えることが出来ず、悶々とした日々をおくっていました。
そんな時に、メンターから言われた一言がこの言葉です。
この言葉で私は、「自分で理想の支援をする」と心に決めて、独立・起業しました。
それが、障がい者グループホーム事業です。
なぜ、精神保健福祉士が障がい者グループホーム事業をするのか
精神保健福祉士は、心に病や障がいを抱えた方の生活を支援する専門家です。
その生活の基盤となるものが、住む場所です。
生活する中で、1日の半分以上を過ごす場所が、家です。
その住む場所で、生活を支援することが出来るのが、障がい者グループホームです。
だから、私は障がい者グループホーム事業をしました。
精神障がいを抱えた方の「生活」を支援したかったからです。
ですので、精神保健福祉士が障がい者グループホーム事業を行う必要があるんです。
いろんな側面がある
生活を一言で言っても、多くのことがあります。
朝何時に起きるのか、から始まり、夜寝るまで。
朝お祈りをする習慣をがあ人もいれば、必ず朝起きたら一服する方もいます。
バイクが趣味だったり、ガンダムのプラモデルを作ることが特技だったり、詩を書くのが好きな人もいます。
また、主治医の前では「大丈夫です」としっかりしている姿を見せる反面、グループホーム内では訴えが多かったりする。
グループホームのスタッフの話は聞かないけど、父親が言ったことにはすぐ反応する、など。
障がいを抱えた方にいろんな一面があり、その様子を一番みて支援することが出来るのが障がい者グループホームです。
生活を支援するのが精神保健福祉士の仕事
障がいを抱えた方の生活を観て、最適な支援が出来るのが障がい者グループホームです。
就労支援でもなく、相談支援でもなく、医療サービスでもありません。
精神に障がいを抱えた方の生活を支援する専門家だからこそ、生活の基盤であり、障がいを抱えた方のいろんな一面を観て、多様な支援が出来る。
それが障がい者グループホームであり、精神保健福祉士がやるべき仕事がと私は捉えています。
是非、今後の精神保健福祉士としてのあなたが進んでいく道の一つとして、障がい者グループホームの運営を考えていただければと思います。
何かご質問やご感想などありましたら、お問い合わせ欄から頂けますと幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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