精神保健福祉士に向いているのか?|精神保健福祉士のためのコーチング
「あなたはPSWには向いてへんね」
こう言われたのは、精神保健福祉士の受験資格を取るため精神科病院で実習をさせてもらっていた時でした。
それも、実習指導者から言われた言葉です。
当時このように言われて私は最初何を言われているのか、理解できませんでした。
家に帰り「ただいま」も言わず、2階に上がり自分の部屋に入り、タバコを咥えて(今はやめてます)、ボーッと窓から空を見て煙をゆっくり吐きながら「俺ってPSWに向いてないんだぁ」と呟きました。
当時の私は、内向的で人見知りな性格で、自分の意見や考えを言うことに消極的なイメージを持っていました。「こう言ったら相手はどう自分を評価するのか」と常に気にして、言葉を選んでいました。
そんな自分でもなんとか実習を終えることができました。
私は大学の1期生だったので、なんとか成果を出してもらう必要があったので、実習担当の先生が後押しをしてくれていたんだと思います。
そして国家試験の勉強は内向的な性格が功を奏して、合格することができました。
が、しかし・・・。
社会人1年目で精神科病院の長から半退職宣告
内向的な性格や人見知りな性格は、就職したからと言って全然変わりせん。
なので、社会人1年目から仕事ができない人間でした。
人見知りな性格なため、すぐに行動に移せずワタワタしてしまう。
会議などでも、言葉を選びながら発言しようとするため、「あのー」「えーっと」の連発で、結果として全然伝えられない。会議のメンバーの顔を見ると「しっかり喋れよ」と言わんばかりの表情をしていたり、眠そうにしている人もいれば、片肘をつき退屈そうにしている人もいました。
そんな会議メンバーの表情を見ると余計に言葉が出てこない。
そんな社会人1年目でした。
挙句の果てには、1年目の3月に病院長室に呼び出され、「ちゃんと仕事をしてもらわなければ、辞めてもらうことになる」と厳しく言われてしまいました。
仲間ができたことで実践できるように
「これじゃやばい」と感じ私は、怒られると思いながらも勇気を振り絞ってPSWの先輩に相談しました。そうしたら親身に考えてくれて、群馬県の精神保健福祉士協会に入ることを薦めてくれました。
精神保健福祉士協会とは、その名の通り精神保健福祉士の資格を持った人たちが集まる職能団体です。
「大丈夫かなぁ」と不安を感じながらも精神保健福祉士協会に入会しました。
そのメンバーには立派な先輩だけでなく、自分と同じように新人で自分の仕事に自信が持てないPSWの人がいることを知り、「自分だけじゃなかったんだ」と少し心がほっこりしました。
自分と同じ悩みや不安を持っている人達と、不安や悩みを共有しながら、精神保健福祉に関することを学んでいくことで、少しずつ自分に自信が持てるようになりました。
そして、少しずつですが、職場でも自分の意見を言えるようになり、先輩から怒られることも減っていきました。
やはり、自分と同じ境遇の仲間がいると勇気をもられることを実感しています。
仲間がいたから精神保健福祉士として起業することができた
仲間との繋がりの中で自分の意見が言えるようになった頃、社会的な精神科病院の課題も見つめることができるようになりました。長期入院や強制入院の問題、多剤大量処方などの課題です。
これらの課題を精神保健福祉士協会の仲間とも語り合えるようになりました。
そして、語り合っていく中で一人の精神保健福祉士の人と出会いました。その人は、普段は物静かな雰囲気でしたが、精神科医療の問題になると話が止まらなくなるような人です。
その時私は「この人だ」と思い、自分が感じている精神科病院の課題、その課題に取り組んでいきたい想いを熱く語りました。
そして、「一緒にやりませんか?」と誘うと「やりましょう」と答えてくれました。
これが、私が起業を決断できた理由です。
社会人1年目に半退職宣告を受けた私が、自分達でグループホームを運営し安定化させられただけではなく、今ではグループホーム立ち上げのサポートまで出来るようになりました。
これは、多くの仲間がいたからです。
精神保健福祉士協会の仲間や、ここでは詳しく紹介しませんが、健全な経営者が集まる倫理法人会、社会をより良くしたいと思う起業家が集まる大和民族大學校。
これらのコミュニティの仲間がいたから、今の自分があると実感しています。
社会問題に取り組む精神保健福祉士を応援したい
そこで私も同じ思いを持つ仲間が集まるコミュニテイを作りました。
それが
PPKクラブです。
このコミュニテイは、精神障害者や知的障害者の『住む場所』の問題解決のための障害者グループホームを運営に携わる人や、これから精神保健福祉士として起業する人が、お互いに助け合い、時にはライバルとして刺激しあい、ともに成長していくことを目的としています。
PPKクラブの詳しい内容はこちら
https://landingsite.jp/public/313/303/VnvLOEbnjd1LGOqK
PPKクラブは月額9990円になります。
ですが、ちょっと待って下さい。
PPKクラブには14日間のお試し期間があります。
つまり、グループに参加して、Z O O Mで井内から助言・アドバイスを受けて、メンバーとも交流して「やっぱり違うな」と感じたら、14日以内であれば実質無料で参加できます。
実際にグループに参加してから、利用するかどうかを判断することができます。いつでも退会ができますし、違約金なども一切ありません。
ですので、リスクはありません。
こちらにご興味がありましたら、こちらをクリックして必要事項をご記入し、PPKクラブにご参加ください。
https://landingsite.jp/public/313/303/VnvLOEbnjd1LGOqK
同じ想いを持った仲間との繋がりを作り、盤石な関係性を構築して、最高の仲間と繋がり、理想の社会を創り上げて下さい。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
群馬で量子力学を活用して精神保健福祉士を応援する志福祉ワーカーコーチの井内信吾でした
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