精神保健福祉士として、就職・転職する時に大切なこと|精神保健福祉士のためのコーチング
私はこれまでに社会人になって、3回転職しています。
大学卒業後、精神科病院に8年勤めた後に、社会福祉法人へ。
社会福祉法人に1年勤めた後に、自分達で法人を立ち上げてグループホームを運営。
そして、フリーランスの精神保健福祉士になる
という3回の転職経験があります。
それに加え、大学を卒業して就職先を決めた時の基準として、共通することがあります。
そのおかげで、仕事をする上で辛いことはありましたが、「職場の人間関係が嫌だ」とか、「仕事がきつい」とか、「収入が少ない」などのネガティブな理由で、転職したことは1度もありません。
逆に、自分の夢や希望を叶えるための転職でした。
このように、ポジティブに転職してこれたのは、就職する時、転職する時に、同じ考え方を持っていたからです。
今から振り返ると、この考え方は、巷に溢れる小手先の転職テクニックや考え方ではなく、孝経という1000年以上前から伝えられている歴史書にも書かれていることでした。
ですので、今回お伝えする考え方で、就職先を選ぶ、転職先を選ぶことで、仕事で嫌なことがあっても乗り越えられ、毎日イキイキと過ごすことができますので、是非最後まで読んでください。
理念や方針に共感できること
ほとんどの会社や組織は、理念や方針を掲げています。
私が最初に就職した病院では『自由こそ治療だ』との理念がありましたし、その後の社会福祉法人でも『組織は人なり』とありました。
自分達で立ち上げた法人でも、『自立』と『セルフケア』とい理念を掲げました。
そして、フリーの精神保健福祉士として活動している現在でも、『志を持ち自立した精神保健福祉士を育てる』という理念があります。
所属する組織が目指すゴールや理想に自分が共感できていると、少々嫌なことがあったり、やりたくない仕事であっても、目指すゴールのために頑張ろうって思いになれます。
ですが、自分の考えや想いとは違っていたり、共感できない理念だと、人は頑張れません。やる気が起きないので、何か嫌なことがあれば適当に済ませてしまったり、仕事を辞めてしまうこともあるでしょう。
ですから、就職活動をする時や転職を考える時は、給与や待遇面だけを見るのではなく、組織の理念もしっかり確認しておく必要があります。
理念や方針通りに活動しているか
ほとんどの組織は立派な理念を掲げています。
ホームページを開けば、文字だけ見ると立派でとても素晴らしいと感じることが書かれてあります。
ですが、掲げている理念と実際の運営や活動がイコールかは、全然別です。
現状で色々と課題はあるが、理念に向けて活動しているのであれば、素晴らしいことです。
ですが、表面的には、立派な言葉をたくさん並べていますが、内情は悪どい事をやっている組織も少なからずあります。
ですから、組織を観る時に大切なことは、理念に近づくことができるように活動・運営しているかどうかです。
「そんなこと、どうやって調べたらいいの?」と思うかもしれません。
手っ取り早い方法は、組織が提供しているサービスや商品を買った人や、サポートを受けている人の生の声を聞くことです。
病院であれば患者さんに直接聞いたり、社会福祉法人などであれば利用者さんに直接聞いてみることです。
そうすることで、その組織が理念に向けて活動しているのか、理念とは反対の運営をしているのかが見えます。
ですので、気になる就職先があるのなら、実際にその組織が提供しているサービスを利用している人に聞いてみてください。
トップを尊敬できるか
最終的には、ここに行き着きます。
組織のトップである理事長や会長が、どんな人間なのか?
あなたが就職を考えている組織のトップを、尊敬できるか?
ということが一番大切です。
組織の中で働くということは、組織のトップのために働くことになります。
「この人のためだったら自分の時間と労力を存分に使ってもいい」と思えるくらい、その組織のトップを尊敬できているなら、どんな辛い仕事であっても耐えられるかもしれません。
そして、仕事が大変であっても充実感ややりがいは高いでしょう。
私も務めていた精神科病院の理事長や社会福祉法人の理事長を尊敬していました。
そのため、職場での人間関係でストレスを感じアトピー性皮膚炎が悪化した時もありましたが、なんとか乗り越えることが出来ました。
ですので、組織のトップを尊敬できるかがとても重要になります。
共感できる理念がない、尊敬できるトップがいないなら
ここまで読んでいただいて、それでも
「共感できる理念を掲げた組織がない」
「尊敬できる経営者がいない」
と感じている方もいるかもしれません。
このように思うのであれば、あなたがトップになることです。
あなたが経営者になることです。
自分にとっての理念を掲げ、理念に向けて日々活動し、多くの人から尊敬されるような人間になることです。
尊敬できる人のために働くことも素晴らしいですが、自分が尊敬される人間として組織を運営し生きることは、もっと重要です。
これはある意味、人生のステップです。
人に雇われる側から、人を雇う側になるのは、人生のステージが上がることです。
そして、尊敬する側から、尊敬される側になることも同じです。
もし
「時間と想いを拘束されて働くのは嫌だ」
「自分の理念に生きていきたい」
「起業して、尊敬される人間になりたい」
と感じた精神保健福祉士の方。
私が独立・起業のサポートをさせていただきます。
ご相談されたい方は、こちらのL I N Eに登録していただき、メッセージをください。
いただいたメッセージは全て読ませていただき、私から返信させていただきます。
あなたからのメッセージをお待ちしております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
群馬で量子力学を活用して精神保健福祉士を応援する志福祉ワーカーコーチの井内信吾でした
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