精神保健福祉士が抱える日本の課題②〜精神疾患の増加〜|精神保健福祉士のためのコーチング
群馬で量子力学を活用して精神保健福祉士を応援する志福祉ワーカーコーチの井内信吾です。
今日もあなたの貴重な時間を使ってブログにお越しくださり、ありがとうございます。
今、日本に精神疾患を抱えて精神科病院や精神科・心療内科のクリニックに通院している人って何人くらいいると思いますか?
実は、
400万人以上です。
400万人というと日本人の30人に1人が精神科・心療内科に通院しているということです。
学校の一クラスに1人はいる計算になります。
表を見ていただくとわかりますが、
ドンドン増えています。
H 14年には258万人、H23年には320万人、H 26年で392万人、直近で400万人以上です。
この400万人という課題に対して、精神保健福祉士として本質的に取り組んでいく必要があります。
今回は、この課題についての私の見解と、解決方法についてお伝えします。
精神疾患を抱えている方が増えている理由
現在、精神科が扱う病名は数百あります。
数十年前は、統合失調症や躁鬱病などが主流で、病名はそこまで多くありませんでした。
ですが、ここ数十年で精神科が扱う病名が急激に増えました。
代表的なのが、発達障害です。
広汎性発達障害やA D H D、L Dなど発達障害の部類に入る病名が数多く出来ました。
他にも不安障害です。
社会性不安障害やパニック障害、全般性不安障害、強迫性障害など、不安障害一つとっても関連する病名がたくさんあります。
何百も病名があると、どれか一つに当てはまってもおかしくないですね。
そして、ここがポイントなんですが、
精神科の診断のほぼ全てが主観で、診断されていることです。
科学的根拠を元に診断されているのではありません。
血液検査などの、検査を元に診断しているわけではありません。
「セロトニンの数値が〇〇だから」とか、
「ドーパミンの数値が低いから」とか
数値を元にしていません。
そもそも、セロトニンやドーパミンの数値なんて測ることはできません。
また、発達障害や認知症の検査などはありますが、これも主観が元になるチェックリストによる検査ですから、再現性のあるものではありません。
これをネガティブな視点から見ると、いくらでも病院や診療所に来た人を、患者にすることができてしまいます。
検査する側、診察する側の主観でチェックできてしまうわけですから。
事実、抑うつや興奮、幻聴などの幻覚、落ち着きがない状態はあります。
ですが、これは状態像であって、病気や病名ではありません。
他にも、精神疾患の患者さんが増えているのには理由があると思いますが、私が考えるところでは、この点が大きな原因だと捉えています。
精神疾患が回復していない現状
こちらを見てください。
この資料は、日本オルタナティブ協議会が出してくれて資料です。
詳しい内容はこちら⬇️
https://ameblo.jp/sting-n/entry-12283110604.html
これを見ると、
通院医療費負担制度を使っている人が都内で約17万人。
そのうち、回復した人が30人。
そして、亡くなった人が37人です。
これを見てどう思いますか?
はっきり言うと
回復してません。
18万人中の39人ですから、
回復率は、0.021パーセントです。
それに亡くなっている人の数の方が何倍も多いですし。
これを見る限り、精神疾患を回復させることができていない現状がわかるかと思います。
精神疾患が生まれる原因
そもそも「病名」や「病気」というものは人が作ったものです。
自然界には病気や病名という概念はありません。
先程、精神疾患に科学的根拠はないこと。
そして、主観で診断できてしまうこともお伝えしました。
では、誰が精神疾患を産んでいるのか?
それは、人であり製薬会社です。
多くの人は病気があって、その病気に対して製薬会社が薬を開発している、と思っているでしょう。
ですが、そうではありません。
先に薬があり、その薬を売るために病気があるんです。
製薬会社にとって病気とは、マーケティングの手法なんです。
何かネガティブな病気を作り、その病気を「治さないといけない」と問題にして、その解決方法として薬を売る。
これが特に精神疾患の薬を売る製薬会社のマーケティング手法です。
ですから、精神疾患は製薬会社が作っていると言えるんです。
精神疾患を抱えた人を減らすには?
それでも、現在日本には400万人以上の人が精神科に通院しています。
ここまで増えているということは、現状の治療や福祉のサポートでは回復できない、自立できていない、ということです。
では、どうやって精神疾患を抱えた人を減らしていけばいいのか。
ここが本当の精神保健福祉士の活躍の場と私は捉えています。
現代の精神医療の視点や福祉の視点、それだけでなく社会的な捉え方、柔軟な考え方ができる精神保健福祉士だからこそ、取り組める課題だと思います。
実際に、精神疾患を回復させた人は数多くいますし、その方法もたくさんあります。
ですが、その精神状態になった背景には多くのことが関連しています。
家族関係、職場や学校での人間関係、住環境や偏った食事、育ってきた環境など、様々なことが関連して、結果として現状の精神状態になっています。
このような総合的な視点を持ってクライアントさんの課題に一緒に取り組めるのが精神保健福祉士です。
専門性の高い精神保健福祉士が精神疾患を抱えた方の回復に取り組むことが解決策だと私は捉えています。
いかがでしょうか?
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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群馬で量子力学を活用して精神保健福祉士を応援する志福祉ワーカーコーチの井内信吾でした
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