病院に勤務する精神保健福祉士(PSW)の悩み①:業務編|群馬でコーチング

query_builder 2021/04/20
ブログ
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私は医者の秘書じゃない‼︎

 

群馬で量子力学を活用して精神保健福祉士を応援する志福祉ワーカーコーチの井内信吾です。

今日もあなたの貴重な時間を使ってブログにお越しくださり、ありがとうございます。

 

仕事をしていれば、悩みがない人はいません。

業績のこと、キャリアアップ、クライアントさんとの関係、クレーム処理、職場での人間関係など、何かのカテゴリーごとに悩みを抱えている人がほとんどではないでしょうか?

また、中には悩みたくないとの思いから、その悩みの問題を見ないようにしたり、無視してしまう方もいるかもしれません。

 

ここでは、病院に勤務する精神保健福祉士(P S W)の方が抱きやすい悩み、とその解決方法についてお伝えします。

 

特に今回は、『業務』に関するよくある悩みについて取り上げて、お伝えします。

是非、あなたの日々の業務に生かしていただけると嬉しいです。


事務作業が多い

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P S Wは他職種である医師や看護師、作業療法士に比べて、直接診療報酬に繋がる業務が極端に少ないのが現状です。

そのために、対外的には「PSWがいます」と地域連携室や相談室に配属はされていますが、実際は予約管理や外来カルテの整理などをやらざる得ない状況の方が多いと思います。

 

事務作業に追われて、本来PSWがやるべき仕事(患者さんやその家族への対応など)が出来ずに悩んでいる方がいるのではないでしょうか。

 

また、他職種に比べて病院内でのP S Wの数も少ないために、病院運営への影響力が低いことも影響しているでしょう。

 

どうでしょうか?

 

思い当たる点がありませんか?

 

解決策は次の項目でお伝えしますね。



プラスαを加える

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雇用されている立場上、「与えられた仕事しない」ということは難しいです。

ですから、まずは【プラスαを加えること】から始めてみて下さい。

言い換えるなら、「与えられた仕事以上のことをやる」ということです。

 

動画で知りたい方はこちらをクリックして下さい

 

予約管理だけでなく予約経路(どんなきっかけで予約に繋がったか、など)を集計したり、カルテの整理をするだけでなく分析もして患者さんの傾向を示したり、など与えられた仕事以上のことをすることです。

 

そうすることで、「P S Wやるじゃん」とか「P S Wすごいね」と上司や他の部署から高評価を得ることができます。

職場で高い評価を受けると嬉しくなりますし、「もっとみんなに貢献しよう」という思いが湧いてきます。

 

そして、与えられた仕事以上のことをやり続けていると周りからの信用が高くなり、その信用が組織全体に浸透していきます。

ここまで来たら、組織内での発言力も高くなり、結果もっと重要でやりがいのある仕事をすることが出来るようになります。

 

まずは、今与えられている仕事に何かプラスαを加えてみて下さい。

そして、それを続けて下さい。

 

そうするとことで、仕事が楽しくなってきますよ。


医者の秘書のような仕事

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診断書の作成は個人情報を書く欄があったり、生育歴や通院・入院歴を書く蘭があって、医師でない人が見ても「書くの大変だなあ」と感じる内容になっています。

 

その診断書を医師は、外来診療や入院中の患者さんの治療の合間にやるわけです。また病院長や医局長になると、別の仕事ある。

どこの病院も、ただでさえ医師は少なく忙しいのに、そこに診断書の記載の仕事が入ってくる。私の感覚からしても「面倒くさい」と感じてしまいす。

 

そんな時に都合がいいのがP S Wです。

実際、私が精神科病院に勤めていたときは、障害年金の診断書の下書き(生育歴や治療歴)をして、医師には障害の程度をチェックする部分だけを書いてもらう。そんな作業もしていました。

また、主治医面談の日程を家族や関係機関とやりとりしたり、新規入院時の担当医師の調整なども行っていました

 

また聞いた話では、病院長のスケジュール管理や電話や来客のやりとりをしているPSWもいると聞きました。

 

本当に「医師の秘書じゃないよ」って感じですよね。



うまく医師を活用する

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ここまで聞くと「医師にいいように使われている」と感じますよね。

ですが、別の見方をすれば医師に近い存在にいるため、上手く医師を活用できる立ち位置にいるとも言えます。

 

あなたの担当の患者さんの想いを代弁して伝えたり、ケースを適切な方向に進めていくために医師から方向性を示してもらうことで回りの他職種や関係機関がついてきてくれやすくなります。まだまだ医師の影響力は大きいですからね。

 

要は、医師も使いようです。医師の役割や影響力を活用することで、ケースがより良い方向に進めていくこともできます。

 

ですので、医師を上手く活用してみて下さい。


視野を広げる‼︎

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他にも業務を行っていく上での悩みや問題はたくさんあると思います。

ですが、悩みの多くは自分の偏った思いこみや特定の人への偏った見方から生まれます。

そして、その思いこみや偏った見方というのは、自分では気づかないことが多いです。

 

ですので、もし何か業務で悩みがあったら、同僚のPSWや中のいい看護師さんなどに話してみて下さい。

そうすると、視野が広がって解決策が見えたり、違った考え方が見えて悩みが悩みじゃなくなることもあります。

 

私に個別に相談や質問がある方は、こちらのLINEからどうぞ⬇️

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

群馬で量子力学を活用して精神保健福祉士を応援する志福祉ワーカーコーチの井内信吾でした。

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